ニュースやSNSのフィードの中に入ってくる広告、インフィード広告を見かけない日はないです。
広告だすほうからしても、パフォーマンスが良いから「これからはインフィードやでー」なんて声が大きくなるのも自然なことではあります。
インフィード広告はこわい?
でも、このインフィード広告ってすっごいこわい。
なにがこわいって、いつのまにかネイティブアドって呼ばれていること、あれ、ネイティブアドって本来媒体側が編集するのが要件の1つじゃなかったっけ‥‥ とかではないです。用語の定義は宗教論争になるのでやめましょう。
閑話休題。
インフィード広告がこわいのは、「場の雰囲気にそぐわない広告」になってしまうことなんですよね。
そのフィードの間に広告が入りたくない
具体的にみてみましょう。下の画像は去年のパリでテロが起きたの時のYahooニュースアプリの画面です。
事件のニュースの中に、ゲームのアプリ広告が入っています。
ねぇ‥‥ ゲームのアプリ側もこんな場所に広告がでて欲しいなんて思ってはいないでしょう。でも、そこまではコントロールできない。
ニュース系アプリのインフィード広告なら、一般的にわかりやすいリスクだから、自分たちに影響するであろう大事件が起きればすぐに広告を停止すればいいのかもしれない。
でもですね、ソーシャル系のインフィードなら、場にそぐわない広告をだしてしまうリスクは避けようがないですよね。例えば、失恋したあとにFacebookにカップル専用アプリの広告が出てしまったら? こんなのを避けるのは不可能。
効果はあれど罪深い
リスクがあるからインフィード広告を出すべきではない。なんて思っているわけではないです。ましてや、こんなリスクあるんだよ、対策をどうすんの? なんて重箱の隅をつつきたいわけでもない。インフィード広告がパフォーマンスがいいのは事実だし、重箱の隅に対応するために無駄なコストをかけれないのもわかる。
ただ、広告を出す側にいる人間として、インフィード広告っていうのは罪深いものだよね、っていうのは心にとめておきたいと思っている次第です。