先日、DMA13に行った人から色々と話を聞いていました。その中でGamilのプロモーションタブについて述べられているセッションの内容が非常に興味深かったです。
Worldataというダイレクトマーケティングのソリューション・プロバイダーのCEOの方のセッションです。
What's Working Now: Critical Email and Emerging Media Trends on Vivastream
スライドが公開されているわけではないので、聞いた範囲をあたりさわりの無いレベルで箇条書きにします。
- Gmailのプロモーションタブでパニックなるの?
- みんなPRIMARYタブにドラッグしてっていう涙ぐましい努力しているよね
- Gmailはビジネスマンの間では8-19%程度の浸透
- でもねGmailの半分以上がiPhoneとAndroidで開かれているよ
- webで開いている人は20%弱だ
- だから君のメールがGmailのプロモーションタブに消えている割合はかなり少ないんじゃないのかな
このようなコンテンツがでるというのは、アメリカでもみなさん苦悩しているという事の裏返しですよね。
話が少しずれるのですが、この話をしている時に私が「いやいや、iPhoneのGmailアプリにもタブあるだろ?」というツッコミを入れると周りの人の頭の上に「???」がならびました。みなさんiPhoneでGmail見るときは、Googleが提供しているGmailアプリではなく「メール」アプリを使っているんですね。私「メール」アプリなんて「消せない」というフォルダ作ってそこにぶち込んでいましたよ。。
閑話休題
数字をもってまだ大丈夫だよ。現時点では脅威ではないよ。と言ってもらえると安心できますね。
個人的には、そうは言ってもプロモーションメールを通常のメールと分けるという考え方は今後浸透していくと思っていますし、現状のようなスパムと見分けがつかない行為が横行していると、プロモーションメールは死ぬと思います。iPhoneとAndroidでメールを見ているから大丈夫だよ。というのは裏を返せばiPhoneとAndoroidがプロモーションタブを導入すればその瞬間に詰むということです。
しかし何が恐いって、今はメールなどのコミュニケーション手段の上位にスマートデバイスが君臨していて、そこの覇者であるAppleとGoogleに命運を握られている所が多すぎるということですよね。
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