書評

偉い人、意識高い人には読んでおいて欲しい!? - 10年使えるSEOの基本[書評]

「10年つかえるSEOの基本」を読んだ。 読んでいて新たな驚きや、目からウロコの情報は特にない。ただ、深く頷き分かっているつもりで忘れがちな箇所が随所に現れてくる。「10年つかえる」の冠に恥じぬ良書。 実務でWebに関わっている人以外では、未だにSEOと…

書評「歌舞伎の化粧」 - 異世界を眺めて楽しむ読書

仕事に繋がるわけでもない、実世界に役に立つことは絶対ない、ただ、読んで……というよりも眺めて楽しい読書という経験をしたのが「歌舞伎の化粧」です。 正直キチンと歌舞伎を見たことはありません。歌舞伎座といえば某動画サイトの会社の方が先に頭をよぎる…

時間が止まった世界でのスピード感溢れる漫画『刻刻』が堂々完結【ネタバレ注意】

第1巻発売から5年を経過して、刻刻(こっこく)が全8巻で堂々完結しました。不定期連載ゆえのゆったりしたスピード、描く世界は時間が止まった世界、内容は疾走感溢れる、という不思議な漫画でした。 「止界」という、時間が止まった世界で「真純実愛会」とい…

つげ義春: 夢と旅の世界 (とんぼの本) を読んだ

つげ義春: 夢と旅の世界 (とんぼの本)作者: つげ義春,戌井昭人,東村アキコ,山下裕二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/09/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る ふらっと立ち寄った本屋さんでこの本を購入しました。 私の中で「つげ義春…

ある意味究極の日常系漫画ー34歳無職さん

転職の間に数ヶ月のニート経験があります。はい。 34歳無職さんは、『34歳無職の方の日常を淡々と描く日常系漫画』です。はい、そのまんまですね。しかし、これ以上の説明は出来ないほど、何気ない日常が淡々と描かれていきます。 どれくらい何気ない日常か…

デジタルマーケティングの祭典では無い米大統領選挙ーオバマ再選の内幕 書評

四年に一度やってくる米大統領選挙はデジタルマーケティングの祭典になっています。2008年では本格的に取り入れられたA/Bテストはその後市民権を得ていっきに普及し、2012年の選挙で脚光を浴びたビッグデータのトレンド曲線はうなぎのぼりです。 「デジタル…

きっと……おっさんでも楽しめる「咲くは江戸にもその素質」― COMICOの漫画

あ、あの。別にBLが好きな訳ではないですよ。ただ単純に面白い作品だなと思って、漫画アプリ「COMICO」で連載されている「咲くは江戸にもその素質」のご紹介を。 本作は江戸時代に「南総里見八犬伝」に萌える腐女子を描いた作品です……いや、念のため言ってお…

非エンジニアが「チーム開発実践入門」をよんだ

わたくしエンジニアではございませんが「チーム開発実践入門」を読んでみました。 チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)作者: 池田尚史,藤倉和明,井上史彰出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2014/04/16メディア:…

誰かにとってのバッドエンド。事件の真相は漫画の外にあった!?―漫画 ミュージアム(巴亮介 著)の感想

ミュージアム(巴亮介 著)を読んだ感想をつらつらと。ネタバレありですのでお気をつけください。 (当エントリは読後でないと意味不明かと思いますので、是非とも一度読んでから御覧ください。もし、お持ちでない方は本エントリしたからポチッと :) ) 「あれ、…

カエサルもビックリ!? ー 「いいね!」時代の繋がり―Webで心は充たせるか? 書評

自身もネットジャンキーである精神科医「シロクマ先生」によるネット時代のコミュニケーションについての書籍。 全体を通してインターネットに対する愛情が溢れております。研究対象として高所から批評を繰り出すわけでもなく、かと言って迎合するわけでもな…

頭のなかはバガボンド。宮本武蔵(吉川英治)の書評

いまさらですが、年末年始のまとまった時間に長編小説を読もうと心に決めて、吉川英治の『宮本武蔵』を読んでました。言わずと知れた名作のため私ごときがあ~だこ~だいうことはございません。ただ……

アップル帝国の正体の書評

アップル帝国の正体作者: 後藤直義,森川 潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/07/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 週刊ダイヤモンドの記者である著者による「アップル帝国」に迫るドキュメント。なにかすごく目新しいかと問われ…

文・堺雅人の書評 - 俳優のエッセイ

文・堺雅人 (文春文庫)作者: 堺雅人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る 軽やかな文学っぽいエッセイ。俳優「堺雅人」の本。「文学青年だったのだろうなー」という勝手な感想。読書家であるようだ…

「おべんとうの時間」読みながら多様性とネットとの相性を妄想する

安倍夫婦が全国各地の方々のお弁当を丹念に取材をされて構成した本。お弁当はあくまでも媒介で、取材対象者の日常を切り取ったフォトエッセイ集です。 読んでいる最中に、このような書籍に対して気の利いた台詞を言えたら素敵だなと思うと同時に、そんな俗な…