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YahooやGoogleの仕様変更で明日が決まる、他所様のプラットフォームに依存しすぎるコワさ

Yahooの検索キーワードが取れなくなるコトが世間をにぎわせています。

多くのサイトにとって最大の検索元であるGoogleは、だいぶ前から検索がワードとれません。検索ワードを知りたいのならSearch Consoleもあります。

そんな事を念頭において、「今のショックは一過性で影響はそんな大きくないよね」と思っていたのですが、この記事をみて影響の大きさを改めて考えさせられました。

bulldra.hatenablog.com

本当にやばいのは検索キーワードによってリアルタイムで挙動を変えるための仕組みである。ECサイトによっては、検索キーワードによってランディングページのコンテンツを差し替えるLPO(ランディングページオプティマイゼーション)というシステムを使っており、リアルタイムで取得できる流入検索キーワードはコンバージョンに繋がる重要な要素であった。

なるほど。検索ワードによってLPを動的に出し分けるサービスを提供している企業にとっては、今回の仕様変更は死刑宣告にも近いものがあります。

このようにみると、Yahooの検索ワードが取れなくなる件は、影響範囲が広いのかもしれません。

LPO以外で思いつくのは(パブリック)DMP。いま、DMPで保持している検索ワードはYahooのものですよね。検索ワード項目として保持しているだけなら、影響はそれほど大きくないでしょう。そうではなく、検索語句の意味情報を他に波及させているような場合(検索ワードが興味カテゴリに影響しているなど)は、影響範囲が、2次的、3次的に広がっていきますね。(YahooDMPの検索ワードはどうするんだろ?)


ここで感じるのは、他所様のプラットフォームに依存する事のコワさです。

今回のYahooの件以外でもプラットフォームのルールが変わることで、ビジネス自体が立ちいかなくなるケースというのは存在します。8月初旬に発表されたGoogleのAutocompleteAPI(一部)停止も、特定の企業に対してはかなり影響力があるはずです。

b.niwaringo.com

AutocompleteAPI停止は、コンテンツマーケ支援ツールにかなり影響があるはずです。コンテンツマーケブームに乗ろうとした矢先に、こんなのきたら…… ショックでおかしくなりそうです。


他のプラットフォームに乗ることは単純な悪ではありません。それはそれで戦略です。

ただやはり、リスクはあります。

Google、FacebookやAppleのルールが絶対の世界。ひとつの帝国が絶対王者として君臨する世界。そんな世界の居心地は悪そうです。明日に仕様変更がきたら、どうしよう……

エンタープライズ領域でも同様です。Salesforceに全力でベットして、もし、来期に自分のビジネス領域にSalesforceが入ってきたとしたら。代理店になるしかないのかな……

プラットフォームにのることはメリットも色々あります。インフラとか、対象へのリーチなど、生態系に入るからこそ素早く成長が可能というコトもあるでしょう。

しかし、プラットフォーマーとパートナーの蜜月は長くは続かないのが世の常ですよね。ZyngaとFacebookの関係が褒めそやされていたのって…… いつでしたっけ。

こう考えると、最近チラホラと聴かれる「分散型BuzzFeed」などもメディアにとってはディストピアにしか見えないんですよね。

個人的には、辛くとも、面倒くさくとも、ファーストパーティーのデータを蓄積して、特定プラットフォーマーに依存しないコミュニケーションチャネルの確保する事。ここはマーケティングの核だとおもっております :)