読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

米AmazonがはじめるPV型印税時代には挿絵が有効になる?

japanese.engadget.com

米Amazon.comが、Kindle Direct Publishing作家への収益分配に「実際に読まれたページ数ベース」印税を導入します。

米Amazonで、Kindle Direct Publishing を利用する時に、著者がKindle Unlimited (KU)、および Kindle Owners' Lending Library (KOLL)へ作品を提供すると、読まれたページ数に連動して報酬を受け取れるようになるようです。

新たに導入されるページ数連動方式は、この2つのサービスで自作が選ばれた場合、実際に読まれた量に応じて取り分が決まる仕組み。従来はページ数とは無関係に、KUについては10%が読まれた時点、KOLLについてはダウンロードされた時点で一単位とカウントされていました。

確かに従来の方式では「釣りタイトル」で報酬を稼ぐ事が可能になってしまい、読書体験を損なう危険性がありますよね。こう考えると、今回の改訂は改善だと言えそうです。

とにかくページを読ませる手法が発達してしまうのか

ただ、どうやっても制度を悪用する人が出てくるのが世の常です。ですので、こんな著者が出てきてしまうのでは?というのを勝手に考えてみます。

ゲームブック方式

パッと思いついたのが、昔なつかしゲームブック方式。覚えていますか? ゲームブック。

ゲームブックであれば、パラグラフの途中で「あのページへ行け」などの指示を自然に出せるので読者にページをめくらせる事ができます。ただ、電子書籍でゲームブックやるなら移動機能はやっぱり欲しいし、電子書籍のページめくりはツライので…… なしですね。

そもそもゲームブック自体が存在価値があやしいですし……

小学生の読書感想文メソッド

小学生が読書感想文のページ数を稼ぐ時に使うメソッドを転用してしまえという考え方。

地味な所で「改行を増やす」、「会話形式を増やす」あたりが考えつきます。大技になってくると、行間を2行にするなどもあります。あとは大きな文字で書くというのがありますが、これは規格上難しそう。

この辺り、こすい方法に思えますが、詩集などとの判別をつけることが難しそう。こう考えると読書定額時代には詩集が有利!?

挿絵で地味にページ数を稼ぐ

個人的に来て欲しいと思うので挿絵でページ数を稼ぐ手法。挿絵であれば文字に比べて次のページにいくまでの時間がかかりません。それに、挿絵みたさにページをペラペラとめくってくれるかも知れません。

なによりコレのメリットは、文章以外に挿絵を書く人に報酬が渡る可能性が広がるということです。せっかくの電子書籍市場、文章だけでなく挿絵を書く人へも利益が分配されて挿絵市場なんてできればいいですよね。


Google主導のSEOのように、この手の仕組は初めはどうしてもブラックハット的な手法も出てくるでしょうが、最終的にはより良いアルゴリズムが開発されるはずですよね。なんて言っても帝国ですから。

色々妄想しても、そもそも日本では定額制自体スタートしていないので、まずはスタートラインに立って欲しいですね :)