読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングのキーワードトレンドが逆転していた

マーケティング

「コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングの違いって何ですかね?」

少し前によく聞かれたこの質問を最近はあまり聞かなくなってきたような気がします。個人的にはコンテンツマーケティングは手法で、インバウンドマーケティングはコンテンツマーケティングも含めた思想かと思いますが……ここではこの辺りに踏み込む事はせずに「キーワードトレンドがどうなっているのか」を見たいと思います。

Google トレンドで検索した結果が上です。今年の春先にコンテンツマーケティングがインバウンドマーケティングを抜いています。

上のグラフで分かる通り、英語のcontent marketingとinbound marketingでは常にcontent marketingがトレンド優位です。日本語のマーケティングキーワードは基本的に英語の同義語に引きづられる傾向がありますので、コンテンツマーケティングのインバウンドマーケティングに対するキーワード優位性は今後も拡大していくでしょう。

個人的な感覚では、キーワードを提供するプレイヤーにも最近は変化が現れてきたと思います。すこし前までは、新しいキーワードを利用したPV獲得を目的としするプレイヤーが多かったイメージがあります。「インバウンドマーケティングとは」というようなお勉強目的のユーザーを狙ったものです。

それが最近では、そのキーワードを利用したビジネスへの誘導が多くなってきたと感じます。「コンテンツマーケティングには☓☓」というような使い方です。こうなってくると、どうしてもHubSpot社が頭によぎるインバウンドマーケティングをさけて、コンテンツマーケティングを使いたくなるのが世の常です。少しでもビジネスで有利に立つために、多くの事業者がコンテンツマーケティングというキーワードの普及に努めている結果がこの逆転劇に現れているのではないでしょうか。


もちろんキーワードトレンドがコンテンツマーケティングに抜かれたからといってインバウンドマーケティングがオワコンという訳ではないでしょう。むしろインバウンドマーケティングにとっては『コンテンツマーケティングにトレンドを抜かれたのは良かったのではないか』とすら感じます。

最近のコンテンツマーケティングは「無料で」「格安で」など事業者にとっては非常に難しいキーワードと一緒に語られる事が多い気がします。(フリーランスの方へのお仕事依頼サイトでは『コンテンツ製作』と称した目を疑う金額での発注を数多く見ることができますよね。)

一方でインバウンドマーケティングはこのような状況を回避でいているイメージがあります。これはキーワードを使う事業者としてはこれは喜ばしい事ですよね。(このような状況は意図的に作られている可能性もありますが……)

まぁユーザーとしては、コンテンツマーケティングでもインバウンドマーケティングなんでもいいので、最終的に購買を目的としたモノのコンテンツは、無料や格安で作られたではなくきちんと予算化された体制で作られたコンテンツを望みますし、いちマーケターとしては予算化した体制でコンテンツの発信をしていきたい所存でございます。