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テプラを貼ればわかりやすくなりますか?

プロダクト

前に佐藤可士和氏がデザインしたコーヒーマシンに各店舗がテプラをペタペタ張っている事がおもしろおかしく話題になった事がありました。

セブンカフェの様子 が各店舗の工夫いっぱいで面白い - NAVER まとめ

このような話題になると「偉いデザイナーは利用者が分かっていない。」「カッコイイのと使いやすいのは違う。」という話がでます。

本当にそうでしょうか?

テプラを貼るのは「実際の利用者を無視したプロダクトを補完するため」だというような論調には違和感があります。そのテプラは誰のために貼っているのでしょうか?本当に顧客のためでしょうか?貼った人の好みになっていませんか?

街中を歩いているとテプラでの上書きに多く出会います。ただ、「いやいや、それ別にテプラ必要ないだろ」という物も少なくありません。

「お前がわかっても分からない人もいるだろ。」かもしれません。ただ、万人がわかる物などありません。そのためにプロダクトはレビューやテストという手法を経て世に送り出されます。翻ってテプラでの上書きはどうでしょうか?自分が思うわかりやすさだけになっていませんか。

いや、なにも素人が口出しをするな。や、テプラを貼るな。文句を言うな。と言いたいわけではないです。実際に使いにくくてテプラで補完する必要があるものもあるでしょう。

ただですね、テプラを気軽に貼る裏に透けている、「作っている人達に対する敬意のなさ」が悲しい気持ちになるのです。「顧客に分かりやすいようにしよう」という思いでテプラを貼る貴方と同じように、相手の事を考えてその製品は作られているかもしれませんよ。と嘆くのです。

もちろん消費者は使いにくければ使いにくいの一言で、作った人とかそんなのはどうでもいいと思います。

ただ、提供側としてはテプラを貼るにしても一度考えたほうが良いのでは無いかと思ってしまいます。

明日、佐藤可士和氏が来店すると知らされても、そのテプラは剥がさずにおきますか?