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ノウハウは流転すべきで流れてないと腐る

「弊社にはノウハウがあります。」、「大事なのはノウハウです。」辟易する言葉です。

いや、ノウハウは大事ですし価値があるのは当然理解しています。ただし、ノウハウを全面に出しているところは残念な所が多いという実感があります。どこが残念なのでしょうか。乱暴ですが、「ノウハウを全面に出している残念な人達」を大きく2パターンに分類して考えてみます。

妄想をノウハウと言い切る人達

まず1つ目。仮説(妄想)をノウハウと言い切る人達。この手の人達は、「なにもしていないのに妄想を事実にすりかえる」という特技を持っています。すこし前は「こうだったらいいな」と言っていたものが、何もしていないにも関わらず「こうだった」に昇華します。すごいね。

「メール配信は何時ぐらいにうつと効果的です。なぜなら、(想像で調べた事ないけど)対象の行動はこうだからです。」「メール文面はこうするとクリックしてもらいやすくなります。(調べるのは俺の仕事じゃ無いけど)。」聞いたことありませんか?

傾向として、言説に数字がない。実績聞いたのに自説が返答される。などの傾向があります。お仕事頼むと、実施プロセスに検証が入っていないなんて事もあります。

「節子。それノウハウやない。妄想や」

過去の成功体験で食べている人達

2つ目は、過去に体験した成功にいつまでもすがっているパターン。企業規模として30名程度で社長さんは媒体でたまに見るけど、実際何している所なんだろう?という所が多い気がする。。

1つ目とのコンボで、過去の成功体験にもとづき実施はしている施策が、実際にはこけているのに成功した事になっていたりします。

傾向としは、新しいモノ、ツールを見下します。「メールのタイトルで大事なのは対象を見極める力だ。テストを繰り返すことではない。」とか僕には難しすぎます。「ツールに頼るのは本質じゃない。」という言葉もよく添えられます。お仕事内容は作業だけだったはずが、企画をしたことになっていたり「実績が時間と共に成長する。」という離れ業もたまに行われたりします。

「先生。ノウハウより生データがほしいです。」

データドリブン VS ノウハウドリブン

思うのは「データ見ようよ。」です。メールの効果的な配信の時間とか、ノウハウではなくて過去のログ見れば傾向つかめるはずだし、とってないならまずはテストする事。先生の教えも大事かもしれませんが、実施・検証サイクル回さなければ始まりません。

思い込みベースで人に任せるって、病気を直すのに呪術や祈祷や怪しげな儀式をしているのと同じな気がしています。百歩譲って、素晴らしいノウハウがあったとしても、それはいずれ陳腐化するし効果があり続けるかどうかは常にテストし続けなければならないはずなんです。語弊を恐れずに言うと、ノウハウはテクノロジーが駆逐するし、データドリブンで検証し続ける以外にノウハウなんて存在できないと思う。

万物は流転するし、流れる水は腐らない。逆を考えると、流転しないものは嘘っぱちだし、腐ってる。