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みえを「はる」のと「きる」

「あなたはみえっぱりですね。」 こう言われて肯定的に捉える人はいないですよね。みえをはるという言葉は、否定的に使われるからです。

しかし、おなじにみえでも、 「一世一代のおおみえをきってきた。」 というような、きるとなると事情が変わってきます。こちらは肯定的な意味あいが強くなります。 なぜ同じみえでもこのような事になるのでしょうか。この疑問にはNHKさんが答えてくれています。

「みえをきる」は、歌舞伎由来の見得であるのに対して、「みえをはる」は、見た感じの見栄なのですね。「見える」から派生して別の言葉になっている、つまり同音異義語になっています。

となると、本来は見栄を切ると言うような使い方はおかしいはずですが、まあ普通に使われています。一つの言葉から派生して、別の言葉になったものが、曖昧になっていくというのも面白い現象です。この先どのように変化していくのか楽しみですね。