BtoB企業がA/Bテストを開始するときは何から始めるのか?

最近はA/Bテスト花ざかりですよね。
5年前の大統領選挙でも大活躍しましたが、昨年の選挙で更に注目度が増していっている感があります。

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BtoB企業でも、A/Bテストを取り入れて行きたいというお話が増えています。
コレ自体は素晴らしい事で、個人的にはA/Bテストは是非取り入れていくべきだと思っています。
その手法の効果はもとより、仮説、検証サイクルを短い間隔で回していくという事が良い影響を与えると願っております。

A/Bテストを開始するとして、どのような形で開始していくのがいいのでしょうか?
BtoB企業が「A/Bテストを取り入れていきたい」という時に、かなりの確立で対象にあがるのが資料請求や、問合せなどの「登録フォーム」です。
これは、適切なのでしょうか? 個人的には、「登録フォーム」からはじめるのは適切ではないと思っております。理由は単純に数が少ないからです。
商材単価によりますが、BtoB企業でWeb経由の問合せ発生件数は、月間数十件というのが相場ではないでしょうか?
とすると、A/Bを行うには母数が心もとないです。

母数が少ないと、テスト結果に対する信頼性が得られず、効果が実感しにくくなります。
せっかく、新しい手法を試すために社内を説得したりコストをかけたのに、効果が実感しにくいのでは継続的に行なっていこうとするモチベーションを保つのが難しくなるとういのは非常に悲しい結果です。

では、BtoB企業がA/Bをやり始めるのに適しているものは何でしょうか? 個人的には、メールマガジンのタイトルをA/Bテストするのが適切だと思っています。 メールマガジンであれば、数千~数万のリストをもっている所も多いでしょう。この母数であれば効果を実感しやすくなります。

この時にいきなり色々やるのではなく、メールタイトルを2パターン用意して開封率を見比べてみる。というような小さなサイクルから始めるのをおすすめしております。
それを何度か繰り返して、仮説、検証サイクルを構築する。それを数回行った後で登録フォームにつなげたりしていくとスムーズにいくのではないでしょうか。

ちなみにテストするメールのタイトルを考えるという行為については、下記が非常に参考になるのでは無いかと思っています。
いいアイデアは200本ノックから生まれる――「悩まない思考法」

ただ、A/Bは価値伝達手段の最適化という事で、その提供したい価値には何ら影響が無いことを心には留めておきたいと思っています。

関係ないですけど、日本でもネット選挙が解禁されるとデジタルマーケティング分野はどのあたりの企業が担っていくのでしょうかね。。